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#青森県 #小川原湖 #湖水浴場


 本州の最北端にあり、日本海にも太平洋にも面した青森県。青森県の地図を眺めると、太平洋に寄り添うように縦に細長い湖が佇んでいます。青森県最大の湖・小川原湖です。正式な住所は内陸側の町・上北郡東北町の湖となっていますが、太平洋側の三沢市にも面しており、恵の湖として親しまれてきたのです。

小田原湖は、遠浅の湖で水深が平均11 M。一番深いところでも25M。大きさは、浜名湖に次ぐ、日本で11番目の大きさだそうです。そんな風に感じない、海のようにも思えるのです。それもそのはず、小川原湖は太平洋と繋がった汽水湖(きすいこ)でした。

淡水と海水が混ざった汽水湖は、豊かな漁場とされていますが、小川原湖の童謡・白魚の漁獲量が全国1。ワカサギやヤマトシジミに天然うなぎ、モクズガニなど多くの生産物が取れるため、地元では宝の湖、宝沼と呼ばれているのです。


 湖面の標高は1 M。南西部から父の瀬川、坪川が流入し、反対側の北東部から高瀬川となって、太平洋に流出しています。

 普通、川は海に向かって流れるものですが、小川原湖を出た高瀬川の場合。太平洋への出口で南側から伸びる砂丘地帯が、流路を遮っているため、湖から流れ出た水は一旦、北へ流れ、砂丘の切れ目で、太平洋へと流れてています。


 しかも小川原湖は、太平洋よりおよそ60cm高いだけなので、満潮になったり、夏に湖の水が蒸発したりすると、太平洋の方が高くなって海水が逆流してしまうのです。

そういった現象が、独特の水風景を産んでいます。高瀬川では、やなを使ってて魚を捕獲するマテリオと呼ばれる漁が行われており、その際に使用する小屋が川面の上に並んでいたりと、小川原湖、特の雰囲気を醸し出しています。

 高低差の少ない高瀬川周辺は、当然のことながら、洪水にも悩まされました。そこで、高瀬川分流し、東へと最短距離で太平洋とを結ぶ放水路が15年の歳月をかけ作られているのです。、北側の高瀬川から湖へと逆流してくる快晴です。小川原湖は南北へと細長い形をしていることから、海水は湖の真ん中辺りで底へ沈んでしまいます。そのため小川原湖に住む魚は、北側は、ボラサヨリ白魚など海の魚。南側はコイ、ナマズなどの淡水魚と、同じ湖でありながら大きく異なるのだそうです。


 ちなみに太平洋に面した三沢市ですが、海は波が荒く流れも複雑なため、夏は小川原湖に設けられた湖水浴場が家族連れなどで賑わうとのことです。その湖水浴場は塩辛い海水ではなく淡水だそうです。

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