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#電話帳廃刊  #テレカ


 先日、NTT東日本と西日本が、ハローページの発行終了を発表しました。ハローページと言えば、50音別の電話帳です。企業名が載った青いもの。それから個人名が載った緑色の2冊があります。

 廃刊になる理由なんですが、まあもう予想は着くと思いますが、固定電話が減った。それからネットで電話番号を調べるようになった。という理由になります。


  最盛期は、年間6000万部の発行部数でした。現在は、およそ120万部まで減ってしまったということです。来年の10月以降に発行されるものが、最終版となるということが決まりました。104は、そのまま継続するということです。

 国内で初めて発行されたのは、明治23年1890円。東京・横浜版なんです。横浜港に外国人がたくさん入ってきてということですね。まっそういう時代を感じさせます。

 電話帳に掲載された電話番号は、とてもシンプルです。Ⅰ番 東京府庁、2番 逓信省、それから3番が司法省。 個人名では、158番 渋沢栄一、160番 岩崎弥太郎で、現在は気象情報の177番にかけると大隈重信家に繋がりっていました。



 昭和に入ると、多くの企業が電話帳に掲載されるようになりました。

 そんな中、昭和12年に生まれたのが、あの有名なCMソングです。カステラ一番電話は二番という、天国と地獄の曲にのせて替え歌にしたんです。各地にあるお店の電話番号2番に統一しました。電話帳の復旧に合わせた広告戦略ですね。

 戦後、電話が一般家庭に普及しますと、電話帳は枕代わりと称されるほど分厚くなっております。そのために海外からやってくるプロレスラーが、電話帳を破るパフォーマンスに使ったりしていました。


 そんな電話帳の転機となったのは、2001年 NTT ハローページを希望世帯にのみ配布するルールに変更しましたことです。

 電話番号を掲載しますかって、掲載の有無を希望制にしたり、電話帳自体が個人情報に関わるので受け取りたくない。という希望が数多く出てきたということです。

 ハローページは年に一回更新されるので、そこに名前が載っていれば健在なんだな。名前が息子さんや娘さんのお名前に変わったり、削除されていたら何かあったのかと不安になったりします。安否確認ってやつですかね。


 また、今、保険会社や学習塾などで注目を浴びているのが、テレフォンカードだそうです。保険会社は LT グッズとしてある会社では、これまで社名が印刷されたクオカードを配っていましたが、クオカードは使えば、捨ててしまいますね。一方、テレカは長い間財布に入れておいて、見るたびに会社の宣伝になり、効果が高いとテレカに切り替えたんですね。


 また、学習塾は一部の携帯を持っていない児童生徒に配布していま。携帯を使用できないときのためにと配っているようです。日本公衆電話会のアンケート調査によりますとテレカを普段持ち歩いている人は3割ほど意外に多いのですね。



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