新型コロナウイルス感染症の終息後にダンスがブームに(・・?
ゲートボールは、戦後に北海道・根室から発祥したゲームです。最盛期は、1980年代シニアを中心に競技人口は60万人を超えました。『おはようゲートボール』という朝の番組も放送されていたほどです。
しかし近年、競技者は減少の一途を辿ります。現在は7万人。1/10近くまで減少しました。最近、見ないかもしれないですね。
そんな中、若者の中でじわじわと競技人口が増えていると言っているんです。一体何が起きているのか、統括団体・日本ゲートボール連合にお話を聞きました。
近年、シニアからターゲットを切り替えたことは事実です。シニアの方があまりやらなくなったので、相手を違う人に変えたのです。その一環で学校での普及に力を入れたことも大きいかったです。
用具を支援しています。体育の授業で取り入れてる学校も増えてるんです。ゲートボールが、なぜかと言うと、試合時間が30分という長さで終了します。小・中学校の授業で取り入れやすい時間内であること。ゲーム感覚で会話をしながらチームで作戦を立てる競技なので、コミュニケーションの促進にもつながると先生たちの間で人気です。
実際に隠しで、ゲートボール部の新設が相次いでいます。去年、ゲートボール部が発足したのは、横浜市の星槎高校というところで、部員が10人ほどいるらしいんですが、ゲートボール部の顧問の広瀬先生によると、去年、授業で実施したことをきっかけに部が発足しました。
運動神経が問われない競技で、運動は苦手だけど活躍したい。とか、何かしら全国大会に行きたいとかそういった生徒の受け皿になっているとおっしゃって、手軽だし、そのうち『ゲートボール甲子園』というのを目指すって、なにか楽しいですよね。
私たち大人の世代は、ゲートボール=シニアの娯楽というイメージがありました。一方で今の10代には、そういうことはないし、やってる人たちが少ないので、ゲートボールにはチャンスがある。過去を知らないから、逆に新しいということでこの世代間の意識のギャップという発想があるらしいです。
高校生とお年寄り達が一緒にやるダンス大会なんて考え方、本格的にやると相当意地悪な作戦とかあってなんて笑えます。
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