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初めて○○した話。

 先日5歳の娘の乳歯が初めて抜けました。2ヶ月ほど前から下の前歯がぐらぐらすると言っていて、指で歯のぐらぐらを持ち遊ぶ余裕もあったようですが、いよいよ、もう本当に抜けそうとなると「抜けると痛いの血が出るよね。怖いよ。」と泣き叫び始めました。

 口を閉じただけで大幅に歯が揺れるらしく、泣き叫び、食事をするのも恐々で、ただただ不安という日々を2日ほど過ごしました。可愛いね励ましの言葉も慰めの言葉も娘に通じない中、夕食のために作った手羽先の甘辛揚げが大変に良い出来で、娘もしばし前歯のことを忘れおいしいねおいしいねと味わっていました。


 

 すると、ふと見ると娘の前歯が一本ありません。娘に歯が抜けてるよと教えるとケロリとして、「あっ ほんとだ。なくなってるね。」手羽先おいしいことに、ここ数日間の大騒ぎが嘘のようなあっけない幕切れとなりました。


 初めて抜ける乳歯なので記念にとっておくつもりでしたし、じっくり観察したかったのですが、手羽先の軟骨と一緒に飲み込んでしまったようです。残りの入試は19本。まさかあと19回あの阿鼻叫喚を繰り返すのかと戦々恐々としていますが、手羽先の甘辛揚げで迎え撃つ所存です。そして飲み込む前に回収できるよう頑張ります。以上を始めて娘の乳歯が抜けた話でした。


 上の歯抜けると縁の下に投げ、下の歯抜けると屋根の上に上げるとか、なんかそんな風習があったような気もしたが、縁の下がないなんて家ばかりですよね。っていう話を親とした記憶があります。

 確か私は、室(むろ)の中に投げたんです。室って、物を保存、または育成のために、外気を防ぐように作った部屋が家にあったんですよ。床下収納っていうか、古臭い感じの土間をくりぬいた感じの室でしたけどね。

 もう、子育ても終わったし、遠い昔の話ですねぇ。

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