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伝統とオンライン

今日、ラジオで聞いた神主(宮司)話。

 

 ウィルス感染症の関係で、そういったものが全て中止ですとか延期になりました。

 何して過ごしてらっしゃるんですか(・・? といわれても、もう、ひたすらの神社のお掃除とお墓草むしり。草むしりも、むしり切りました。神社も丸裸ですね。


 大事なことなんだけど、大丈夫ですかって言われるとなんか、ちょっと難しくなっちゃう感じします。必要でないと言われれば、それまでになってしまう仕事なんで。

 今、現在の秋祭りができるかが心配なんです。子供の太鼓とかの活動が全て休止してしまってるんです。この先どうなるか分かりません。


  けれども、小さい町ですからお祭りを中心にして地域が繋がってる。って言うそういう状態なので、それが、一回途切れてしまうと来年以降、果たして祭りが保てるかどうかって心配ですね。1回必要ないって判断をしちゃった時に、再稼働が結構難しいでしょう。


  終戦直後に1回お祭りがお休みになったことがあります。その時に、街の人たちが文化交流と子供達の地域での活動っていうことで、復活を遂げたのですが、それが、またここで途切れてしまうとなると果たしてどういった活動をこれからしていけばいいのかなっていう不安がありますよ。



 「ズーム」「オン飲み」が流行っていますが、ご家庭で、伝統的なお食い初めをするのに、みんな親戚は集まらない。


 ネットでつないで開催する。ネットと科学的で合理的で未来的なものとお食い初めっていうことをその同居させる事ってすげーなと思っています。

 本当に、いの一番に、これだけはっていうことには、なかなかならないけれども、一回途切れると、あんたんとこもやんなかったんだから。


みたいになってたりするわけ。

 あの時も、デジタルのお墓参りは是か非か、これでいいかもちょっと違うような気がするし、すごく難しいのは、じゃあもうデジタルでいいじゃんってことなのか。きちんとした儀式をやりましょうって、選択を迫られるんでしょうね。




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