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#ダンスパーティー #ラストダンスは私に #ビートルズ


 ダンスパーティーには、カップルで出かけ、最初の一曲目は、このカップルで踊り、2曲目からは、男性が他の女性に申し込み、曲ごとに違う相手と踊ります。最後の曲はカップルで踊り終わります。こんなイメージが、西洋貴族のダンスパーティーでした。

 人気のある女性は申し込みが多いので、手帳に順番を書き込みますが、申し込むのはかなり勇気が必要で、これを受けるのは大胆な意思表示になります。なんて時代もあったようです。

 ラストダンスに関連した話題。シャンソン歌手・越路吹雪さんの「ラストダンスは私に」が大ヒットしました。この曲は、シャンソンだと思われていますが、もともとは、アメリカのドリフターズ(Save the last dance for me)曲です。


 原歌詞を見ると、誰が家に送っていくのか忘れないでと、実は男歌なのです。誰とラストダンスを踊るのかを決めるのは女性だからこそ、男性がやきもきするわけで、女性が歌うのは本当はおかしい。という見方もありますが、わが国は、鎌倉時代より、男のために命を捨てる『大和なでしこ』の国家ですから、当然のことと、早々の人は思うから、ダンスパーティのマナーが確立していない日本では、なんて思いません。


 ダンスパーティー(昔の時代なら舞踏会)では、最後の曲になると本命とペアーを踊ります。たとえばカップルで参加しても、最後のダンスまでは誰とでも踊れ、そして最後に自分の相手と踊るわけです。

 カップルでない人は、最後にペアに選ぶ人が意中の人という意思表示にもなりますが、作詞者のドク・ポーマスは、本楽曲を作詞した当時、小児麻痺の影響で脚に金具を付け両手で松葉杖をついて歩くという状態にあったため、片手を女性の手に添え、もう片方の手は相手の肩か腰に当てて、ダンスを踊るということができなかった。


 でも、女性に手を取ってもらい肩に手を当ててもらいながら、自分は松葉杖をついてでも動くから、ラストダンスだけは私のために残して置いてくれ、そして一緒に踊ろう、というドク・ポーマスの思いが詞に込められているという。

 オリジナルがヒットしたこともあって、世界中で数多くの歌手によって、歌われており、アメリカ国内では1983年ドリー・パートン2006年マイケル・ブーブレがそれぞれシングルとしてカバーした。

 


 ポール・マッカートニーは、ドリフターズのヴァージョンを聴きながら、ビートルズの楽曲「ヘイ・ジュード」を作曲したというエピソードがある。

 これを元に、1981年にはザ・キングトーンズ大滝詠一プロデュースで、2つの楽曲をシンクロさせたシングル「ラストダンスはヘイジュード」をリリースしている。


 さて、ラストダンスはwaltzだろうと思う人も少なくない。私は、東京在住に近いので、その理由、一般の人、ダンサーから見た理由をGo To キャンペーンの対象外になったので、ゆっくりと考えたい。 




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