だれが あたしを『ボケ老人』っていった
① 記憶力を奪う元凶は「つまらない」だった!
「近ごろもの忘れが多くて、少し心配」
「お客さまの顔と名前がなかなか覚えられない」
または
「資格試験の必須用語を暗記しないといけない」
など、いろいろな場面で「もっと記憶力があったら」と感じたことがあるかもしれません。そんな人も、若いころはどんどん覚えることができたのではないでしょうか。
じつは、記憶力をアップさせるヒントは子ども時代にあります。
自分自身が子どものころのことや、あなたのお子さんのことを思い出してみてください。
子どもは、乗りものの種類やゲームのキャラククー名など、びっくりするぐらいたくさんのことを一瞬で覚えてしまいますよね。
なぜ、たくさんのことを覚えられるかというと、ずばり「興味があるから」です。興味があるものにはワクワクしながら接しますね。こうした感情は、脳に大きなインパクトを残します。
しかし、大人になると、覚えたいものはワクワクするものばかりではありません。
でもご安心ください。この本では子どもの覚え方と同じように、脳にインパクトを与えて自然に記憶力をアップさせる方法をご紹介します。
その方法とは、ものごとに対する見方を変えるだけ。それだけで、気づいたときには記憶できるようになっているのです。
つづく
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