社交ダンスに役立つ姿勢の話し
姿勢の改善(A)
頭の真上から体の中心をとおり足元まで軸が真っ直ぐに維持された状態。猫背であたまが前、腰が反り過ぎてないか注意してください。
正しい姿勢のイメージ・・・①頭の真上から糸で吊られた状態をイメージ。②肩の力を抜きます。
③30秒深呼吸しながらキープします。
<体操>
深呼吸・・・・姿勢を維持して、鼻で息を吸います。3秒間息を止めます。
口からゆっくり息を吐き出し、全身の力を抜きます。3回繰り返します。
お腹を凹ます・・・・深呼吸の後、お腹を思いっきり凹ませます。10秒キープします。
全身の力を抜きます。3回繰り返します。
★正しい姿勢を維持しながら、腹圧を高めることで腰の負担が軽くなるようにします。
実はこれは腰痛についての体操の方法を説明しています。社交ダンスと共通が多いので参考にしてください。
腰痛を招く生活習慣の改善・予防(B)
※椅子に腰掛けた時
×背中が丸まってしまっている。肩が前に出過ぎている。アゴが上がってしまっている。××
○背筋がスッと伸びている。肩が正しい位置にある。頭が胴の中心にのっている。
少々後ろに踏ん反り返るような体勢でよいです、背中の自然なS字カーブを保ちリラックスします。
※日常動作
膝を伸ばしたままかがむのはトラブルの元で、必ず膝を曲げてからかかみます。荷物も膝を曲げた体勢で荷物を身体に引き寄せてから持ち上げて下さい。
朝の洗顔時について・・・・腰をかがめる際は、足を肩幅以上に開き、膝を曲げて上体の自然な反り返りをキープしましょう。ギックリ腰予防になります。
椅子から立ち上がるとき・・・・太腿に両手を添えて腕の力を使って立ち上がります。床についている足を後ろに引き、腰は曲げずにスッと立ち上がります。
ズボンや靴下を履くとき・・・。立ったままの姿勢が不安定でしたら、椅子に座るなどして安定した状態で身支度をするとギックリ腰予防になります。
スポーツをする上での余談ですが、腰にあまり良くない動作を紹介しました。 思い当たる動作があった場合意識して正しい姿勢をキープしたままを意識をするだけで腰痛の予防になります。私的見解ですが、知り合いに靴下を履くときにギックリ腰を悪化した知人が2人ほどいますので極力安定した姿勢でとおもいます。
社交ダンスも正しい真っ直ぐ糸で吊るされた状態を常に意識して身体に無理のない動きを目指下さい。
世の中には「腰痛」にまつわる情報が溢れかえってます。少しでも健康のお役に立てればと思いますので、余談として、読んで頂ければと思います。
腰痛の起きる過程で姿勢の悪さ・身体の歪みがあります。過度な負担を腰にかける「身体の歪み」に注目してみたいと思います。
エクササイズ
左右のバランス体操
骨盤と仙骨(骨盤の更に内側の背骨と繋がつた骨)が正しい位置になることをイメージして、下さい。腰周りの余分な力が抜くことができます。
正しい姿勢で立ち、足を肩幅くらい開きます。
右足に体重を乗せて6秒キープ。次に左足に体重を乗せて6秒キープ。